作/キム・グァンリム
訳/後藤温子
上演台本・演出/高橋いさを
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舞台出演の木下愛華が「みずほFG 東京2020オリンピック・パラリンピック」のTVCM『Jump!』に出演中!!
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舞台『私に会いに来て』公式サイトをアップしました。
1980年代後半の韓国。ソウルから遠く離れた華城市の田舎町で、女性だけを狙った猟奇的な連続殺人事件が発生する。難航する捜査状況を打開すべく、捜査本部にキム課長が赴任する。彼は、捜査本部のパク刑事、キム刑事、チョ刑事らとともに犯人逮捕に尽力するが、犯人はなかなか尻尾を出さない。そして、そんな彼らをのあざ笑うかのように次々と新たなる犠牲者が生まれる。軍事政権下の韓国が民主化されつつある時代を背景に、警察署の取り調べ室で犯人に翻弄される捜査官たちを描く白熱の刑事ドラマ。彼らは一体どこへ辿り着くのか?
劇作家・演出家のキム・グァンリムが脚本を執筆し1996年に初上演。初演当時、韓国演劇界にて多くの賞を受賞する偉業を成し遂げ、以来20年以上にわたり、繰り返し上演され続けている韓国の大人気舞台劇。
舞台劇『私に会いに来て』は、韓国映画『殺人の追憶』(2003年 ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホ主演)の原作。
韓国の京畿道・華城(キョンギド・ファソン)という田舎町で1986年から1991年までの間に、14才から71才までの女性ばかりが連続して9人殺害された韓国史上類を見ない猟奇的な連続殺人事件。 動員された警察官の数は167万人。容疑者は21000人余り。しかし捜査当局の懸命の捜査に関わらず犯人は検挙に至らず、2006年に公訴時効が成立して迷宮入りした未解決事件である。
映画『殺人の追憶』に出会ったのは、もうずいぶん前である。それまで関心が薄かった韓国映画の面白さをわたしに再認識させるきっかけを作ったのは、まぎれもなくその映画である。韓国で実際に起こった連続殺人事件を題材に作られたその映画は、異様な連続殺人事件を追う刑事たちの姿を通して、1980年代の韓国社会が見事に切り取られた骨太なスリラーだった。そして、その映画の原作が舞台劇だと知ったのはそれからまだしばらくしてからである。ポン・ジュノ監督の映画『殺人の追憶』が公開されたのは2003年。『殺人の追憶』は高い評価を受け数々の映画賞に輝いたが、この事件を題材にした舞台劇があることは日本では余り知られていない。 それが本作『私に会いに来て』である。犯人ではなく、それを追う捜査官たちに焦点を当てたドラマ。 映画版とは違う本作は、舞台劇ならではの大きな魅力を持っている。そして残忍な連続殺人事件を描くこの劇のタイトルを『私に会いに来て』とした作者の思いとは? わたしたちは本邦初演の韓国現代劇『私に会いに来て』をここに上演する。
上演台本・演出 高橋いさを
日本の観客によりわかりやすく内容を伝えるべく「場面を捜査本部に限定して描きたい」という演出者の意向を汲み、原作戯曲を脚色することを承諾してくれたキム・グァンリム先生に心より感謝する。
プロデューサー 辻本好二
2018年3月14日(水)〜21日(水・祝)
※受付開始は開演45分前、開場は30分前 ※未就学児童入場不可前売り ¥4,500
当日 ¥4,800
(全席指定)○CoRichチケット!
「私に会いに来て」予約ページサンモールスタジオ
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-19-10 サンモール第3M-B1(劇場) TEL 03-3350-0335(劇場ロビー)